平成26年4月1日(火)晴れ
息子の合格した早稲田大学政治経済学部の入学式が挙行された。
「息子は友だちと出席する」
と、言って7:20頃家を出た。
私と家内も観客席から一目見ようと、7:45過ぎに車で出発をした。
高速道路で若干渋滞に巻き込まれるも、無事、8:50頃早稲田大学に着いた。
車は近くのパーキングに止めて、さて、会場は???
とにかく人の流れに付いて行けばいいだろう、と進んだら、何とか目的の会場に着いた。
そこは戸山キャンパスの大講堂であった。
私は、足が不自由で歩いていたら、門の前で誘導係をしていた職員に呼び止められ、
「お身体が不自由に方には特別席のご用意がございます」
と、手を差し伸べられ、一般の方々の入口とは別の入口から会場に入ることができ、さらに、会場1階の脇の方ではあったが、一番前に座ることができた。
見まわしたら、父兄席は学生たちのはるか後方と2階席とに分かれており、皆は遠くから見ていたが、私たちは檀上のすぐ近くであった。
式は学部ごとに開催時間が決められていたが、政治経済学部と法学部、文学部はトップを切って9:30から開式となった。学生は約8,000人位だっただろうか。
会場を見渡して、
「ああ、この中に息子もいるのだな」
と、感慨深いものがあった。
総長の挨拶や来賓の挨拶などと続き、2時間位で式は無事終了した。
私の大学の入学式は遥か遠い昔であったが、30,000人位のマンモス入学式で、階段状の大講堂で親たちは入ることができず、学生たちだけの入学式だったように記憶している。
閉式後、人混みの中で息子たちと会うことはできなかったし、息子たちは別の予定を組んでいる、と言うことだったので、私たち夫婦だけで車を移動して、すぐ近くのリーガ・ロイヤル東京というホテルの駐車場に入った。
もちろん、昼食のためであったが、ホテル内のどのレストランも早稲田大学の入学式直後とあって「満席」状態で、1軒のレストランに予約をし、ホテルのロビーで待つこと2時間。やっと名前を呼ばれて席に案内をされた。
メニユーは色々あったが、無難なところで、オムライスとケーキ・セットを注文した。
オムライスは、まあ普通程度であったが、ケーキ・セットで出てきたコーヒーはやや苦味を効かせてあり、私好みの味で大満足であった。ちなみに、3時間余りも経過したので駐車場料金を取られるかと思ったが、そこは、やはりサービスの一環か「延長料金」の刻印をしてくれて、無料で駐車場を後にすることができた。
駐車場にはずらりと高級車ばかりで、家内に、
「お前の乗っている軽自動車なんか一台もないな」
と、言うと、
「当たり前でしようよ。皆、金持ちばっかりが利用するんですもの。軽で来たら可笑しいでしょうよ」
と、笑っていた。
ちなみに、私の車は年式は古いが、一応「ローバー」と言う外車だったので、まあ、引け目を感じることなく止めることができた。
ホテルは目白通りに面していたので、谷原の関越高速までは一本道。高速道路も空いており16:00過ぎに帰宅した。
息子と友だちは式後、入部予定の応援部の部室を訪ね、先輩連中から色々な説明を受けて来たとか。
夕食時は、息子も今日一日の出来事を饒舌に語って、それぞれに楽しい余韻に浸ることができた。