2016年06月27日

♪草津良いとこ〜

平成28年6月26日(日)晴れ

朝から快晴で申し分ない旅行日和であった。
8:00過ぎに自家用車で自宅を出発する。
すぐに関越高速に入る。カーナビでは最短距離の渋川方面を道案内していたが、わざと、遠回りの上信越自動車道の万座方面へと向かう。
万座・軽井沢ICで高速道路を降りる。
軽井沢を抜けて万座温泉の以前来たことのある「万座プリンスホテル」の横を通り抜けて、志賀高原ルートで白根山方向へ向かう。
途中で「道の駅」があったので、休憩がてら立ち寄ってみる。まあ、土産物店をやや大きくしたような感じで処狭しと品々が並んでいたが、特に買いたい品物もなかったので、タバコ休憩とする。
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すぐに出発をして、「白根レストハウス」に向かう。
このレイトハウスからは「湯釜」が見えるとのことであったので、是非とも立ち寄ってみたいところではあったが、高原ルートを行けども行けどもそれらしい建物は見えない。
途中で、ロープを張った休業中の建物があったが、通り越して先へ進む。
しかし、これ以上進んでも何も見当たらないので、前進は取りやめてUターンをして、「白根火山ロープウェイ」に乗ることとする。
ロープウェイ乗り場に着いたのは丁度昼頃であったので、まずは腹ごしらえとレストランへ入る。
メニューは限られており、品数が少なかったが、こんな山の中ではいたしかたないのかもしれない。
私は「チャーシューメン」。家内は「天婦羅うどん」を食べる。
「こんな所で」・・・とバカにしていたのだが、チャーシューメンもしっかりした味であった。家内も天婦羅うどんの「かき揚げ」がサクサクと揚がっていて「美味だった」とか。
また、白根山が火山活動中のため、「白根レストハウス」は休業中との情報も聞いた。
==そうか、さっき通り越したロープの張ってあった建物がそうだったのか==
白根火山ロープウェイに乗った。1,000m位上がるためか、約10分近くの遊覧を楽しむことができた。
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「山麓駅」からは、さらに別のリフトで頂上付近まで行くことができたようだが、リフト乗り場まで20分近くかかる、と言うことで、私は座骨神経痛に悩まされていたため、家内が一人で行くこととする。
私は、山麓駅の喫煙所でタバコをくゆらせていたら、散策コースを歩いて来たという人たちが降りてきた。
喫煙所でしばし話を聞いたところ、3時間余りも歩いたとか。
==う〜ん。とてもではないが、私には歩けない==
やがて、家内も降りてきたので、下りのロープウェイに乗って下山する。
一路、草津温泉「ホテル一井」へ向かう。
カーナビの通りに走ったが、やがて道は細くなり両側に土産物店が立ち並び、散策する観光客があふれる街並みに入る。しかもクネクネとカーブも多い。
「こんな細い道、しかも、人通りの多いところは危ないじゃないのさ」
「別の道があるんじゃないの?」
と、家内が盛んにグチをこぼすも、ゆっくり、ゆっくり、慎重に車を走らせる。一方通行なのたからしかたがない。
それでも、カーナビさん、よくぞ案内をしてくれました。
15:00過ぎに、無事、「ホテル一井」に到着する。
車は別の駐車場へ移動するらしく、キーを預けてチェックインをする。
部屋は本館の8階で「特別室ゆけむり亭」とうたってあった。
8階には6室しかなく、私たちは801号室へと案内された。
==ウワッ、ウワッ、ウワ〜ッ、部屋が広い!!==
6畳と12畳の和室に18畳位の応接間まである。
しかも、部屋の窓からは直下に「湯畑」が見えるのだ。
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ホテルの案内書によると、この草津温泉の第一番目の井戸からのお湯を引いたのがこの宿で、
「一番の井戸」から「一井」としたとかの老舗旅館であった。
16:00、ホテルの1階を出たすぐ右手の建物で「湯もみショー」があるとのことで見物することとする。
TVなどで見ると広い会場かと思ったが、意外とこじんまりしていた。
初めに「草津温泉物語」として初期の頃のビデオが流れ、続いて「草津節」の踊り。そして、お待ちかねの「湯もみショー」となった。
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ショーが終わると、体験ショーもあったが、私たちは傍観していた。
湯もみのお姉ちゃんと記念撮影

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ホテルに帰って風呂に入った。
露天風呂は無色透明でややぬるめであったので、首まで浸かってゆっくり、ゆったりと入った。
大浴場の湯は白濁しており、どうやら源泉が違うようであったが、どちらも、身体の芯から温まることができた。
18:30頃、夕食が運ばれてきた。
老舗旅館だけあって「部屋食」なのだ。
上州牛のすき焼き、小鉢、あえもの、等々、品数が多く、
私はビールを呑みながら箸を進ませたが、とにかく次から次へと運ばれてくる。
==とても食べきれない==
30歳代や40歳代ならペロリと平らげるのかもしれないが、もう、私のような歳になると食も細くなっており、そうそうは食べられない。
食事をするのに ”これほど体力を使うのか?” と考えさせられる一幕であった。
結局は、大部分を残してしまった。
夜は、湯畑がライトアップされており、付近のホテルや土産物店のライトとともに一味違った光景も見られた。
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平成28年6月27日(月)晴れ

7:30頃、朝食を終えて、部屋で一休み。
10:00、チェックアウト。
その後は、渋川方面へ坂を下り、そのまま関越高速に乗り、どこも立ち寄らずに帰路につく。
考えてみれば、「草津温泉」「草津温泉」と簡単に言っていたが、私も家内も生まれて初めての温泉であった。
まあ、喧嘩をしながらも、こうして旅行ができるのは、実に楽しいことと言わなければならないのだろう。
posted by bungetsu at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする