2018年09月22日

下呂温泉〜奈良〜寸又峡温泉

平成30年(2018)9月17日(月・祝・敬老の日)晴れ

8:00頃、自宅を出発する。
関越高速〜圏央道〜中央高速へ入る。
天気も申し分ない晴れであった。3連休の最後の日とあってか渋滞もまったくなかった。
13:00過ぎに諏訪湖SAで休憩と昼食タイムとする。SAからは眼下に諏訪湖が一望できた。
「初めて諏訪湖を見たわ」
と、家内は言ったが、4〜5年前に「甲斐の旅」で諏訪湖畔まで行き、昼食を食べ、諏訪大社へお参りもしているのだがすっかり忘れているらしい。
さて、お腹も満腹になったので、諏訪湖SAから、再び中央高速を走る。
15:00過ぎに中津川ICを降りて一般道へと入る。山道かと思っていたが、それほど急こう配と言うほどでもなく車を走らせる。
だが、山道には違いがない。時々、人家が密集しているが人影はほとんど見えない。
途中、沢に沿った道沿いで一人のお婆さんが歩いていた。車を走らせて行くと、次の人家まではかなりの距離があった。
「あのお婆さんはねぇ、犬を転がして散歩してるんだわね」
と、家内。
私たちの住む住宅街を連想しているようだが、とても、とても、違う気がする。
しかし、どこまで行くのだろうか、と、やや心配しないわけでもなかった。
16:00過ぎに、「下呂温泉・合掌村」へ着く。
ここは、回遊式庭園のように合掌造りの家々が点在し、途中、途中で、山菜料理、鮎、あまご、いわな、などの焼きたての川魚など、そして、白玉だんご、などを食べながら休憩ができる。と、PCでは検索してみたのだが、ところが、ところが、閑散としていて、それこそ人っ子一人見当たらない。
一軒の「喫茶」と書かれた店の前まで行くと、店は開店しているようだが人影は見えない。家内がその店に近寄り、すぐに帰ってきた。
「ノロウイルス発生〇〇〇・・・」と、書かれた張り紙があったとのこと、それじゃぁ人影が見えないのも頷ける。
すぐに車で今夜のホテルへ向かう。
16:30頃、「下呂温泉・ホテルくさかべアルメリア」へ無事到着する。玄関口はやけに派手なキラキラの照明でのお出迎えであった。
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何はともあれ部屋で一休みしようとエレベーターに乗った。ところが、このエレベーターには驚かされた。動き出したはいいが、横に動き出したのである。これには同乗していた人たちも「えっ!」と声を上げた。何と何と、ロープウエーのように急斜面を上って行くのだ。
確かに、このホテルは崖を切り開いて造られたからのようだった。
部屋で一服をしてから、温泉に入る。湯はそれほど熱くもなく、人もまばらであったので、ゆったりと内湯、露天風呂を満喫する。
さて、夕食タイムであるが、実に気前のいいホテルであった。
ビール、サワー、焼酎、ワイン、コーラ、ジュース、etc 飲み物の全てが無料の飲み放題なのである。しかも、時間制限はなしである。
テーブルのコップをカウンターへ持って行って、代わりに飲み物の入ったジョッキとかグラスと交換する。とのことだったが、余りの盛況さに、カウンター内のお兄ちゃんも間に合わない。とうとうビールなどはカウンターに空のジョッキを並べて「勝手に持って行け」状態になってしまった。
家内は、あれも、これも、と、お皿いっぱいに料理をチョイスしてきてくれるし、私は、ビールをガッポ、ガッポ。
夕食を終えると、部屋を移動した。実は、ここからが大変なお楽しみなのである。
19:30・ニューハーフショー第一部の開幕であった。まあ、早く言えば「オカマ・ショー」なのである。
このショーは、家内が「どうしても見てみたい」との肝いりだったのだ。
ホールを囲むように「コ」の字型に席がセッティングされており、なぜか私たちは一番前での「かぶりつき」だったのである。
そして、そして、テーブルには、ウイスキー、焼酎、ウーロン茶、のボトルが並び、呑み放題だったのである。
ショーが始まると、赤、青、黄、などの照明がパッ、パッ、パッ、と切り替わる。
3.ニューハーフショー・第一部 (18).JPG

3.ニューハーフショー・第一部 (9).JPG

私は、ただの「オカマ・ショー」とタカをくくっていたが、とんでもない! 美人?(男)揃いなのである。
顔は、当然、美容整形をしているらしく、皆、一様に美しい。胸も豊かだ。
体系から見ると、東南アジア系に見えた。
私は、思わず「アソコ」を見てしまう、だが、どうやら「切断」しているらしく「平ら」であった。
¥1,000で10枚のチップ券が乱舞する。踊りの途中でも「これは」と思うダンサーに手招きをすると近づいて来る。
客も酔っているが、ダンサーも承知のうえで、胸の谷間、アソコ近く、お尻、とチップ券を挟んでもらう。そして、記念撮影もOK。
このチップ券1枚が幾らになるかは知らないが、これがダンサーたちの「+α」らしい。
「満員御礼」である。
約45分間を楽しむと、部屋を移動する。
20:25・ポールダンスショーが始まった。
私たちは、案内されて、またしても「カブリツキ」であった。
ここでは、本物の美女(女性)が1本のポールにしがみついて、数々の演技を披露する。ここでもチップ券が乱舞した。
4.ポールダンスショー (4).JPG

4.ポールダンスショー (5).JPG

45分のショーを楽しんだ。
一人のダンサーが、たまたま近くに来たので、
「Where did you come from?」
と、生意気に聞いてみた。
「Japanese」
と、あっさりと答えられてしまった。
再び、部屋を移動した。
案内されたのは、ニューハーフショー第一部の部屋であったが、なぜか、今度は真正面の一等席であった。
ここでも「満員御礼」。
もちろん、ウイスキー、焼酎、ウーロン茶、のボトルが並び呑み放題であった。
21:15・ニューハーフショー第二部の開幕である。
第一部と同じダンサーではあるが、まあ、踊りなのか何かは解らないが、音量の高い曲で手足をバタ、バタ。
家内は、なぜか「どブスちゃんが好み」と言って、二人の「ブス子ちゃん」にチップを差し出して記念撮影。
しかも、一人の「ブス子ちゃん」には¥1,000(10枚)で買ったチップ券を束のまま胸元へ。
ーーいくら、ブス子ちゃんが好きだから、とは言ってもーー
とは思ったが、まあ、お好きなように・・・であった。
5.ニューハーフショー・第二部 (3).JPG

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5-1.jpg

こうして、ショーが終わって部屋へ帰ると22:00過ぎであった。家内はもう一度風呂へ、私は布団に潜り込んだ。

平成30年9月18日(火)晴れ

10:00過ぎ、ホテルを出発する。
東海北陸自動車道〜名神高速〜京滋バイパス〜第二京阪自動車道〜新名神高速〜京奈和自動車道、と目まぐるしく走ること4時間余り。
奈良・東大寺大仏殿に到着をする。
修学旅行で一度来たようにも思っていたが、改めて見るとでっかい、でっかい。
シーズンなのか中学生や高校生の修学旅行生が多いこと、多いこと。
ありがたく拝観させていただきました。
6.東大寺 (15).JPG

次は、春日大社へ移動。
この春日大社は野生のシカが多いことで有名だが、確かにあちらこちらに遊歩していた。
ここでも願い事をいっぱいしました。
7.春日大社 (2).JPG

16:30頃、この旅行の最大イベントである、老舗の「奈良ホテル」に到着する。
創業150年余り。古い建物は、現在、耐震工事中とか。
新館の3303号室へと案内をされた。
「新館とは言っても、もう30年位経っているのですが・・・」
と、案内をしてくれたやや私好みのお姉さんが苦笑い。
8.奈良ホテル (18)・.JPG

部屋はツイーンであったが、まさに老舗ホテルらしく随所に清潔感と几帳面な配置が施されていた。
窓からは木々が茂っていて、さほどの景色は見えなかった。
夕食は、和食のコース料理であった。
最初に「お品書き」の説明があり、お客が一品を食べると、終わった頃を見計らって次の料理を運んできてくれる。
家内はパクパクと食べるのが早い。私はというとビールを呑みながらなのでペースが遅い。
それでも、和服や洋装のウエィトレスのお姉さんたちが何人も巡回してテーブルの様子を伺って、温かいものは温かいままで。冷たいものは冷たいままで、入れ替わり立ち代わり料理を提供してくれた。
ウエィトレスの皆さんも礼儀なども含めてしっかりと教育されている。さすが、150年の重みなのか、と感じさせられた。

平成30年9月19日(水)晴れ

7:30頃、朝食に行く。私は「朝粥セット」を、家内は「和食セット」であった。
隣の席の年配のご婦人4人グループは、スマホを差し出して記念撮影をしてもらっていた。
考えてみれば、1泊/1人5〜6万円の宿泊費は、庶民としてはそうそう出せるものではない。
私たちも、最初で最後であろう、と思われた。
10:00頃、チェクアウト。
ホテルの玄関口に1台の人力車が止まっていた。
「乗ってみようか」
と、私。
「うん、面白そうね」
と、家内。
早速、交渉に入る。
色々なコースがあったが、
「東大寺と春日大社は昨日行った」
と、話したら、
「裏通りの散策気分では・・・」
と、交渉が成立する。
車夫のお兄ちゃんの軽妙な解説で細い路地を幾つも通りぬける。
東大寺の五重塔が一望できる場所で記念撮影。約1時間を楽しんだ。
9.人力車 (8).JPG

11:00過ぎ、「天極堂」という「吉野葛」(よしのくず)の専門店へ行く。ここもPCで検索したら、どうやら老舗らしかった。
色々、迷ったが、私と家内は写真のものを食べた。(名前を忘れてしまいました)。
11.天極堂 (3).JPG

11.天極堂 (6).JPG

12:00近くに店を出て、いよいよ最後の宿である「寸又峡温泉・翠紅苑」へと向かう。
さて、さて、私が、距離計算を間違ってしまい、ここからが大変なことになってしまった。
東名阪自動車道〜伊勢湾岸自動車道〜新東名高速自動車道。
と走るが、新東名高速に入った頃には、陽が山影に隠れようとしている。
カーナビでは行けども、行けども「道なり」としか出ない。
そして、そして、カーナビの到着予定時刻は、何と19:30となっているではないか。
とにかく、早く着きたい、と、気持ちは焦るが、そうそう、スピードを出すわけにもいかない。
やっと、静岡ICを出た頃には、19:00近くになっていた。陽はとっくに暮れていた。
国道を走り、山道へと入る。前も後ろも車は一台も走っていない。
さらに、国道らしいが、山道になると道幅も狭くなり、時々、対向車がくるとどちらかの車が広い場所で待機してすれ違う。
道は、まさに「九十九折」(つづらおり)で、右へ左へとカーブの連続である。そして、小雨も降り出した。
とうとう、家内がブチ切れてしまった。
「あんたとなんか来るんじゃなかった」
「あんたと一緒になったのが、間違いだった」
「さんざん、奈良で遊んでおいて、こんな時間になるなんて、とてもじゃないが、私は我慢できない。何を計算間違いをしているのよ。まったく・・・」
「しかも、真っ暗で道は狭いし、曲がりくねっているし、あんたの運転は下手なくせに・・・」
「車が谷へ落ちても、私は、あんたとなんか死にたくないからね」
まだまだ愚痴が次々と連発されたが、私も運転に集中しているので、黙って聞き流すしかなかった。
19:40頃、やっと「翠紅苑」に到着をした。
いわゆる、温泉街からは離れた秘境に近いのかもしれなかった。
13.翠紅苑 (7).JPG

チェクインもそこそこに、すぐに、夕食となった。宿の人が、
「この時間で良かったですよ。20:00を過ぎると、食品衛生上、食事は全部廃棄するよう保健所から指導されていましてねぇ」
とのこと。まあ、それは口実であって、仲居さんたちの時間外が問題のようにも思えた。
しかし、料理はこのような山奥ではあったが、なかなかのものであった。
慌ただしく夕食を終えて部屋でくつろぐ。温泉は肌がスベスベのようだった。

平成30年9月20日(木)小雨

9:30頃、チェクアウト。
小雨が降っていた。この4日間で初めて雨に見舞われた。
道は、昨日の細い道路をただひたすら下るだけだが、良くもまあこんなクネクネとした道を上ってきたものだ、と、我ながらに感心をした。
静岡ICから東名高速に乗り、一路川越へ。足利SAで休憩と昼食を食べる。
ーーああ、4日間の楽しかった旅も、とうとう終わってしまったかーー
と、やや感傷的になった。
「旅は、行くまでが楽しみだ」
とは、誰かの名台詞が頭を過っていた。
海老名あたりからは圏央道に入り、まさに「道なり」であった。
16:00過ぎ、無事に自宅へ到着した。



posted by bungetsu at 15:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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