2014年12月04日

もしもカーナビと会話できたら・・・高速道路編

「3q先、工事中のため車線規制があります」
「はい、ありがと。3q先ね」
「・・・」
「あれっ。もう5q位来たけど工事なんかやってなかったよ」
「はい。工事は昨日で終わりました」
「昨日の情報を教えてくれたって役に立たないよ」
「一応、言ってみただけ」
「一応かよ。適当だな〜」
「13.23q先、××出口です」
「えらい細かいな〜」
「はい、一応大卒ですから」
「ふう〜ん。大卒ねえ。あれ??××出口みたいなところを通り越したみたいだよ」
「あなたって、標識をちゃんと見てないのね」
「だって、10q余りも先だって言ってたじゃないの」
「それは、あてずっぼ」
「あてずっぽ?・・・あてずっぽでなんか道案内するなよ」
「それでは、適当な場所で右折してください」
「おいおい、今、走っているのは高速道路だよ。右折なんかできるわけないじゃないか。中央分離帯があるんだよ」
「ん〜ん、じゃあ、仕方ありませんから、車を止めて、そのままバックしてください」
「ゲッ!高速道路でバックしろってか」
「だって、目的の出口を通り越してしまったんでしょ」
「そりゃあまあ、そうだけど」
「じゃあ、ゆっくりでいいですからバックしてください」
「バックなんか交通違反だよ。それに、こんなに車が多かったら事故になっちゃうよ」
「車が壊れたら板金すれば済むことでしょ」
「今度は、板金屋かよ。それよりも、この先の出口で出るから道案内を頼みますよ」
「そう、分かりました。ちょっと待ってね。今、私もカーナビで検索してみますから」
「えっ?カーナビがカーナビで調べるの??」
「はい、この先の道は私も通ったことがございませんので」
「通ったことがございません、じゃなくって、早く目的地への案内を頼みますよ」
「そろそろ休憩しませんか?」
「うん、まあ、休憩もいいが、パーキング・エリアなんか近くにありそうもないよ」
「じゃあ、路肩に止めて用足しをしてください」
「えっ、路肩に止めて小便をしろってか」
「自動車の蔭ですれば、見えませんから」
「見える、見えないの問題じゃあないよ。我慢するから休憩はいいよ」
「分かりました。それじゃあ、休憩は無しですね」
「そう。無しでいいですから」
「ところで、あなた、どこへ行くんでしたっけ」
「どこへ?自宅だよ。自宅」
「住所は?」
「だから、あんたカーナビなんでしょ。ちゃんと目的地として登録したじゃないの」
「ああ、埼玉県ね」
「そう」
「電話番号は?」
「電話番号?何で電話番号なんだよ」
「一応、確かめたかっただけ」
「○○○の○○番」
「分かりました。登録しておきます。次に生年月日は?」
「おいおい、生年月日まで必要なのかよ」
「本人確認が必要ですから」
「本人確認?個人情報だから言えないね」
「黙秘権を行使するのですね」
「おいおい、警察署じゃないんだからさ。何で裁判所みたいな言葉が出てくるんだよ」
「一応、大卒ですから」
「分かったよ。大卒はいいから、道案内を頼みますよ」
「え〜、次は△△出口〜。△△出口〜。お降りの方は足元にご注意ください」
「車で走っているのに、何で足元に注意が必要なんだよ」
「ちょっと、新幹線の真似をしただけ」
「おいおい、ここは高速道路だよ。新幹線の真似なんか必要ないからさ」
「分かりました。一度言ってみたかっただけ」
「そんな真似はもういいよ」
「そんなにカッカ、カッカしないの。血圧が上がるわよ」
「放っとけ」
「はい、△△出口をちゃんと出れましたね。あなたお利口さんね〜」
「今度は、子ども扱いかよ」
「後は、一本道ですので、道案内を終了します。お疲れさまでした」
「まだ、自宅に着いていないよ」
「大丈夫、後は、標識を見ながら走れば自宅に着きますから。それじゃあ、バイバ〜イ」
ブチッ!!(電源の切れる音)



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もしもカーナビと会話ができたら・・・一般道路編

「300m先を右折です」
「300m先ね・・・あっ間違えた!」
「右折しなかったでしょう。500m先を左折してください」
「えっ? どちらかと言えば右折でしょうよ」
「いいえ、元の道に戻ってもらいます」
「元の道へ戻るのかよ」
「これからは、私の指示通りに走ってください」
「はいはい、わかりましたよ」
「あっ、そこを右折です」
「急に言われても無理だよ。あ〜あ、通り越しちゃった」
「また間違えたのね。う〜ん、しょうがない人ね。じゃあ当分まっすぐ走ってください」
「どこかで右へ行くんじゃないの?」
「別の分かりやすい道路を案内します」
「別の分かりやすい道があるなら、最初からそっちへ誘導してくれよ」
「もったいないから、誰にも教えたことのない道です」
「もったいない??」
「10q先を右折です」
「10q先・・・と言われても、ずいぶん先だなあ」
「早くから言っとかないと、また、間違えるでしょ」
「まあね」
「あっ、そこを右折です」
「おいおい、10q先じゅあないのかよ」
「近道が見つかりました」
「だめだよ。直進の車線で右には行けないよ」
「んも〜。また、間違えたのね」
「しょうがないじゃないか。急に右折なんてできっこないよ」
「私に不満があるんだったら、勝手に走ってください」
「おいおい、それじゃあカーナビの役目をしてないじゃないかよ〜」
「だって、あなたが間違えてばかりいるんですもの」
「だから、せめて500m先を右折とかと言ってよ。10q先だとか、すぐ目の前を右折だとかじゃあ無理だよ」
「注文が多い人ね。それに、あなたって運転が下手ね」
「よけいなお世話だ」
「私、ちょっと疲れたから、しばらく昼寝をします」
「おいおい、昼寝なんかしないで、ちゃんと道案内してくれよ」
「ん〜ん。しょうがない人ね」
「しょうがないんじゃなくて、それがカーナビの役目でしょうよって言うの」
「はい、分かりました。ところで、あなた今どこを走っているの?」
「ゲッ。そんなこと知るかよ。お前(カーナビ)の言う通りに走っているんだからさ」
「まあ、馴れ馴れしいわね。お前だなんて気安く呼ばないで。あんたの奥さんじゃあないんだから」
「じゃあ、何と呼べばいいんだよ」
「そうね〜。カーナビ様とでも呼んでもらおうかしら」
「えらく威張っているな〜。ところで、カーナビ様、道案内を続けてください」
「少々、お待ちください。あなたの車を人工衛星で探してみますから」
「えらいオオゴトになったもんだな〜。今度は人工衛星かよ」
「あっ、あなたの車が見つかりました」
「そうか、良かった。良かった」
「青のローバですね」
「そう、そうなんだけどローバーだよ。ちゃんとローバーと伸ばしてくれないとね。ローバで切っちゃうと老婆みたいで恰好わるいからさ」
「どうせ古いんでしょ」
「まあ、新車じゃあないけれどね」
「じやあ、ローバにしときましょうよ」
「何か違和感あるなあ〜」
「ところで、あなたはどこへ行くんでしたっけ?」
「行先は、最初に登録したでしょうよ」
「シマ温泉ですね」
「そう。○○ホテルだよ」
「○○ホテル?そんなホテルは見つかりませんでした」
「えっ?だって、行先の登録ではちゃんと表示されたよ」
「まあ、いいわ。シマ温泉でしたら、ここから500q先になります。高速道路を利用します」
「500q先??ずいぶん遠いなあ・・・確か埼玉から群馬県だったら、そんなにかかるはずはないんだけどな〜。それに、関越高速を降りたばっかりだよ」
「今、何か言いました?」
「いや、だから埼玉県から群馬県だったら500qもあるわけないよなって」
「な〜んだ。群馬県のシマ(四万)温泉だったの。私、てっきり伊勢・志摩の志摩温泉かと思ってたわ。ちゃんと教えてよね」
「だから、行先登録で四万温泉の○○ホテルを登録したでしょうよ。そんなに遠くまで車で行けるわけないじゃんかよ〜」
「運送のトラックは行きます」
「おいおい、運送屋と一緒にしないでくれよ。しっかり、道案内してくれよな」
「群馬県の四万温泉でしたら、次の交差点をUターンしてください」
「えっ?道が違うの?」
「はい、逆方向へ走っています」
「次の交差点をUターンたって、こんなに交通量が多いんじゃあ無理だよ」
「じゃあ、その先の信号を右折してください。民家の庭先に入って方向転換してください」
「おいおい、人ん家の庭に入るのかよ。失礼じゃないのかよ」
「いいえ、皆さんそうしてます」
「皆さんそうしてるってか・・・」
「ところで、到着予定時刻は何時ですか?」
「そうだな〜。チェックインはだいたい15:00だと思うから、その時間位には着きたいな〜。後、1時間ちょっとだよね」
「分かりました。それでは追い越し車線で前の車をどんどん追い越してください」
「おいおい、今、走ってるのは一般道路だよ。追い越し車線なんかあるわけないじゃないの」
「では、次の信号は赤でも直進してください」
「ゲッ!赤で直進したら左右の車にぶつかっちゃうよ。それに、警察に見つかったら罰金だよ」
「一か八か賭けてみませんか?」
「今度は、勝負師になれってか。やばいよ、それって」
「捕まったら、罰金を払えば済むことでしょ」
「罰金は幾らだと思っているんだよ〜。ホテル代より高くなっちゃうじゃないか。簡単に言うなよな」
「臆病ね」
「臆病じゃなくって、交通ルールってものもあるんだからさ〜」
「じゃあ、ゆっくり、のんびり行きましょ」
「今度は、ゆっくり、のんびりかよ」
「大体の到着予定時刻は21:00頃となります」
「おいおい、それじゃあ夕食時間も過ぎちゃうじゃないの?」
「夕食は、近くのコンビニへ誘導しますので、そこでカップラーメンでも買ってください」
「カップラーメン?とんでもない。ホテルに夕食も頼んであるんだからさ〜」
「う〜ん。じゃあ、どうして欲しいと言うの?」
「だから、15:00前後にホテルに着きたいんだよ」
「分かりました。頑張ってみます。ファイト!!」
「誰に向かってファイトなんだよ」
「自分への声援です」
「まあ、ファイトを出して、ちゃんと道案内を頼みますよ」
「あなたも道を間違えないでね」
「はいはい、努力してみます」
「それでは、到着予定時刻は14時47分36秒となります」
「ゲッ。今度は秒数まで分かるのかよ」
「はい。一応は大卒ですから」
「高卒も大卒も関係ないと思うんだけどな〜」
「いいえ、しっかりとした時間計算ができるのには、やっぱり大卒しかいないんです」
「へえ〜。そうなんだ」
「あっ、300m先を左折してください。○○ホテルに到着しました」
「14時47分36秒じゃないのかよ。今は14:30位だよ」
「では、その辺をドライブしてからホテルに入りますか?」
「いや、もう疲れたからホテルに入るよ」
「では、目的地付近に到着しましたので、道案内を終了させていただきます。お疲れさまでした」
ブチッ!!(電源が切れる音)
posted by bungetsu at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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